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【茨木市の歯科】子どもに歯の矯正は必要?小児矯正を早く始めるメリットとデメリット

こんにちは。
茨木市郡の歯科・歯医者【ゴトウデンタルクリニック】です。
 
子どもの歯並びが心配だけど、矯正治療っていつから始めるといいのかわからない、という方はいらっしゃいませんか?
小児矯正を始める時期の目安は、乳歯から永久歯へ生えかわる6歳ごろです。
 
最初の永久歯は、男の子では6歳6ヶ月~7歳10ヵ月ごろに、女の子では6歳3ヶ月~7歳7ヶ月ごろに生えてきます。


(参考:小児歯科学雑誌「日本人小児における乳歯・永久歯の萌出時期に関する調査研究Ⅱ」p369 表10 | J-STAGE) >

 
発達段階であるこの時期に、小児矯正を行うメリットはたくさんあります
 
今回は、小児矯正が必要なケースや、矯正を早く始めるメリットについてご紹介します。
 
 

小児矯正が必要なケース

小児矯正が必要となるような歯並びには以下のものがあります。
 

受け口(反対咬合:はんたいこうごう)

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態。
見た目が気になるだけでなく、発音や咀嚼(そしゃく)に影響がでることがあります。
 

出っ歯(上顎前突:じょうがくぜんとつ)

上の前歯が正しい位置よりも前に出ている状態。
ぶつけて歯が欠けたり折れたりしやすいというリスクがあります。
 

オープンバイト(開咬:かいこう)

奥歯で噛んだときに上と下の前歯があたらない状態。
上下の前歯にすき間ができていて、麺類を前歯でかみ切ることができないケースもあります。
 

クロスバイト(交叉咬合:こうさこうごう)

一部分の歯が上下逆のかみ合わせになっている状態。
顔にゆがみが出てきたり、顎関節症を引き起こしたりすることがあります。
 
上記は一例ですが、このような歯並びをそのままにしておくと、むし歯や歯周病、かみ合わせや発音のしにくさなど、さまざまな問題につながる恐れがあります。
 
 

小児矯正のメリットとデメリット

大人の矯正とくらべたときの小児矯正のメリットは、「顎の成長を利用できる」という点です。
顎の成長を利用して歯並びが整うよう促す矯正が可能なことから、小児矯正には多くメリットが存在します。
 

小児矯正のメリット

小児矯正のメリットとして、以下があげられます。

・抜歯せずに済む可能性が高まる
・むし歯予防などのお口のケアへの意識が高まる
・歯並びのコンプレックスから解放される
・発音が良くなりコミュニケーションが良好になる

 

小児矯正のデメリット

一方で、小児矯正であげられるデメリットとして以下のことがあります。

・モチベーションを維持することが難しい
・治療期間が長い傾向にある

 
矯正治療後にむし歯や歯周病などで歯を失ったり、保定装置が適切に使用されていなかったり、歯並びを悪くする癖があったりする場合には、大人になってから歯並びが戻ってしまうこともあるのです。
だからといって大人になってから矯正治療を開始すると、顎の成長を利用できず、抜歯が必要になるような大掛かりな矯正治療となる可能性が高まります。
成長過程での矯正を行うことで、歯が動きやすくなるという点は、大人になってからでは得られないメリットといえるでしょう。
 
 

小児矯正は茨木市の歯科「ゴトウデンタルクリニック」へ

お子さんの歯並びについて、保護者の方も不安なことが多いでしょう。
大切な歯を長く守っていくために、まずは定期検診の受診から始めてみませんか?
 
矯正治療をはじめるべき時期は、お一人お一人異なりますが、定期的にお口のチェックを行っていれば適切な時期に小児矯正をはじめることができます。
 
小児矯正をいつからはじめればよいのかお困りの方は、【ゴトウデンタルクリニック】へご相談ください。


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